新鮮な鰯と塩だけです

海塩は、70gを水200ccによく溶かします。

 
  1. 鰯を傷つけないようにたっぷりの冷たい水で、何度か水を換え、きれいに洗って水を切ります。
ここできれいに洗っておかないと出来上がりの美しさに影響します。
 
 
  2. 1で作っておいた塩水に30分漬けて、干せば出来上がりです。
干す網は何でも良いのですが、ハエが集まってきたりするので、
写真(→)のようなものが便利です。表面が乾いてきたら裏返してください。
 
 
  3. よく晴れて風があれば1日で干しあがります。固い仕上がりが好きな人は長めに干してください。

出来上がったら冷蔵庫へ。
 
   
冬の乾いた冷たい風はいやなことばかりではありません、おいしいもの作りにかかせないものでもあります。
秋田のいぶりがっこ、北海道のとば、諏訪地方の寒天、信州の凍り豆腐など、厳しい寒さの恵みと言えましょう。

静岡は冬の寒さは厳しくないのですが、12月から2月にかけては晴天がかなり多いので天日干しのチャンスです。
鰯の旬は夏から秋のようですが、寒くない時はなんだか腐ってしまいそうで恐いので、私の丸干し作りはいつも秋からになります。

さて、この天日干しの鰯、一度作ったら病み付きになります!
私が小さな頃は干物はすべて天日干しだったのでしょうが、今では鰯に限らず、人の手+お天気任せの物は超高級品に限られています。初めて作った時、昔の懐かしい味を久し振りに味わうことが出来ました、そしてそのとき気がついたのです、『おいしい味は天日干しだったから』と。それに焼いている時お腹がはぜて、裏返す時首が千切れてしまったりたりしません。

ここで使った鰯はスーパーで100円で20匹ほど入っていました。それにすごく鮮度が良いのが直ぐにわかりましたので、3パック買ってきたのです。身が固くうねったようになったものは、死後硬直した新鮮な証拠。ウロコが多くついていて、背が黒く腹が銀灰色というのも新鮮の目安です。

ここまで鰯がおいしいのですから次は鯵の開きに挑戦してみるつもりです。